当院は無床のクリニックであり手術設備はありませんので手術は連携病院にて行います。原則として金曜日の午前を手術予定日としています。

院長は関節外科を専門とし、特に肩関節全般に豊富な診療経験があり、関節鏡視下手術だけでも1000例以上の症例を担当させていただいています。肩の痛みに関してはこちら

かつては手術中心の診療をしておりましたが、エコー下ブロック、リリース注射、教育されたスタッフによる運動器リハビリにより手術回避できる症例を多く経験するようになりました。疾患状態、患者様の社会生活などを考慮し、手術を最後の手段として診療することを心がけています。

関節鏡(カメラ)の手術ですが、胃カメラと違い全身麻酔、入院が必要です。

通常の腱板断裂、石灰性腱板炎、凍結肩(五十肩)に対する手術は1時間弱程度、入院期間は数日です。

その他の部位の手術(下肢や脊椎)に関しては20年以上の獨協医科大学埼玉医療センター勤務経験をいかし、その分野の専門家を紹介します。

手術までのながれ

手術相談

初診時には基本的に手術計画までは行わないようにしています。まず病態と手術以外の選択肢を提示し、手術となった場合の安静期間やリハビリの進め方を説明します。ご家族や会社等と相談して頂き、手術希望が固まればご家族同伴で来院してください。

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術前検査

全身状態評価のため、連携病院に受診して頂き、術前検査を行います。

入院手続きや高額療養費の説明を受けていただきます。

越谷市の高額療養費制度に関してはこちらをご参照ください。

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手術前日

前日午後に入院し、装具が必要な方は装具脱着練習などを行います。

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手術日

責任を持って担当させていただきます。

通常の腱板断裂、石灰性腱板炎、凍結肩(五十肩)の手術は一時間弱、麻酔前後を入れても2時間弱で病室に戻ってきます。

意外と気にされる方が多いので記載しますが、人工関節置換以外では尿管(カテーテル)は留置していません。

手術後に手術中のすべてのカメラ写真をお渡しし、説明します。

通常帰室後数時間で飲水を許可しています。

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手術翌日

早朝もしくはクリニック診療後に回診に伺います。

鏡視下手術ではお昼頃前後に点滴も終了し自由にされている方が多いです。

しっかりと離床し、手指運動など行ってください。担当の理学療法士が運動指導を行います。

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退院

基本的に当クリニックでリハビリ、定期検診を行っていきます。

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