整形外科専門医

うちに皮膚科はありませんし、僕は皮膚科医ではありません。

済生会の時に皮膚科の先生と仲良くなりましたが、皮膚科専門医ってとるのすごく難しいらしいです。

開業する時に1.2年研修しただけで標榜科としてサブで皮膚科を掲げる先生がいるので、専門医取得のハードルをあげているとのこと。

そういえば

昔は肛門科とかありましたよね。

なんだよ肛門科って。

と、皆思ったはずです。

あれ今、新規で標榜できません。

スポーツ整形科

これもできません。

副院長のペインクリニック

これも、ペインクリニック科と標榜できません。

何故か

ペインクリニック外科

もしくは

ペインクリニック内科

のどちらかでないと標榜科として認められません。

決め事は決め事ですから従わないといけません。

ま、

標榜科としての名前が規定通りなら専門医でなくても診療科として標榜する事はできるんです。

この辺もややこしいですね。

整形外科の専門医はどうなんだろ

やはり普通に医局に入って5.6年かけて研修しないと受験資格自体が取れないと思います。

昔よりも厳しくなってるはずだから、他科の先生が開業前にとっておこう!ではどこの科も専門医は取れないですね。たぶん。

そんな僕の整形外科専門医も5年ごとの更新があり、今年3回目の更新。

更新のことすっかり忘れてたんですけど、まだ大学に残ってる同期が教えてくれました。

大学は離れてしまいましたが、本当ありがたいです。情報に疎くなりますから。

そろそろ更新準備しないと!

https://www.joa.or.jp

日本整形外科学会のホームページです。

一般の方へ  のページで症状から病気を調べることができます。

専門医を探すこともできます。

来年度、僕の名前がなかったら更新準備し忘れたと思ってください。

笑い話ですが、本当は根は真面目な僕、専門医試験の過去問集を2周と間違った問題だけの3周目を終わらせて試験に挑みました。

試験会場で復習しようと過去問集広げて周りを見渡したら

周りの先生達の問題集の綺麗なこと

僕のは結構ぼろぼろ、、

ちょっと気合い入れて勉強してきました感が恥ずかしかった記憶があります。

そういえば僕らの代くらいまでは当然最短で専門医取るのが当たり前でしたが、、

なんとなく数年下の後輩から

なかなか専門医を取らない人たちが現れました。

新世代です。

おそらく専門医を取ると責任も出るし、難しいオペもしていかないといけなくなる、医局運営や後輩の指導もしないといけなくなる。

出向先でのんびりやりますみたいな生き方。

当時はそういう後輩に怒ってましてが、今思うと人はそれぞれです。

自分の価値観を押し付けてはいけないし、正解はありません。

今の自分だって目の前の仕事をこなしているだけで、整形外科医として成長しているかと問われれば、この一年は休眠状態だったと思います。

また少し勉強しよーっと。

福利厚生

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